

沖縄県天然記念物・クメジマボタル

(左)タンカンジュース (右)さとうきび畑からバイクに乗って去って行くおじい

(左)さとうきび畑で投球練習をする菊池雄星 (右)民家の赤瓦

フクギ(福木)の並木
磯遊びを終えると、
予約していたレンタカー屋さんが、
僕が留まっている民宿にレンタカーを
届けてくれました。
さあ、いよいよ久米島全土をドライブです。
ちょっと走るとすぐにさとうきび畑が現れます。
沖縄や久米島を代表する景観だと思います。
そして、路地路地には
風をふせぐための防風林である「フクギ」がありました。
これまた沖縄や久米島を象徴する風景です。
そして、お決まりの赤瓦(あかがわら)と
その上にちょこんと乗っているシーサーも
街中のいたるところにたくさん残っています。
これからだんだんと減っていってしまうとは
思うのですが、今日現在、ここ久米島では
実際に島の人々が赤瓦の下で暮らしているわけです。
21世紀、平成の世の中で
赤瓦屋根の下で暮らす人々がいることに
とても嬉しい気持ちを抱きました。
憧れのオキナワ、本物のオキナワが
ここ久米島にはあるわけです。

(左)儀間の赤瓦民家 (右)儀間の民家の壁

(左)ハイビスカス〜 (右)パパイヤ〜

(左)儀間漁港 (右)シーサーは獅子だからライオンズが似合う?

儀間漁港前にあった枝ぶりの広い個性的な木

(左)黄色の小屋とのコントラストがいい (右)緑色の実
儀間漁港に、なんとなく気になる存在感の木がありました。
緑色の実がなっていました。
近くに座っていたバリバリうちなんちゅな感じの
おじさんに木の実のことを聞いてみたら、
やっぱりバリバリのうちなんちゅ(沖縄の人)で、
言葉のアクセントやイントネーションが違って
よく聞き取れませんでした(笑い)
一応、理解できた情報だと
木の実は黄色くなって、食べられるそうです。
そのおじさんも子供の頃は食べていたそうですが、
今はもっとウマいものがあるから食べないそうです(^^)
木の実の名前は
「シークワーガー」だそうです。
でも、正直よく聞き取れなかったんで
この写真を見て、何という実か知ってる方は
ぜひぜひ名前を教えてください(笑)
久米島 ホタルの里自然公園 「久米島ホタル館」

(左)超かわいい鳥 (右)左下の白い渡り鳥を保護してました
そして、
お昼頃に着いた
「久米島ホタル館」で僕はかなりなカルチャーショックを受けました。
ホタル館という名前ですから
クメジマボタル(沖縄県天然記念物)をいかに保護するかという
テーマの施設だと思っていたのですが、
説明をしてくださった女性の方は、
ほとんどそんなことを言いませんでした。←ビックリです!
どういうことかというと、
その方は、
ホタルが可愛い可愛いで、
ホタルだけを増やそうとしたり、
保護しようとするのは
人間のエゴだという考え方のようなのです。
ホタルだけ守っても、自然界との
やり取りにはならないということのようなのです。
自然界には食物連鎖があり、
自然の中で生き残っている
生物たちはそれぞれスペシャリストで、
ホタルはその中のひとつ(一種)でしかないというわけなのです。
自然は過酷であり、
自然界の生物はほとんどがエサになっていくというわけで、
ホタルを保護するには、
生態系すべてを保護することが大切だという
思想のようでした。
生きているものは必ず死ぬ。
それを分解する者がいないと
地球が腐ってしまう。
スカベンジャー(分解者)のような生物も
生態系の一環で大切である。
素敵なもの、キレイなものではなく、
汚いもの、醜いもの、気持ちの悪いものも
大切にすることがホタルを守ることだと
その女性は言い切っていました。
コレは正しいと僕も思います。
間違いなく正しいと強く感じました!
こういった生物たちが仮に減ってしまうと、
植物界にも影響が及び、植物がつくる酸素を
吸って生きている人間にも影響が及びかねないとも
おっしゃってました。
なるほど、確かにその通りです!
ちなみに、久米島のような小さな島は
食物連鎖ができる生物の範囲が限られてしまうため、
大きな生物は生存できないようです。
こういう理論も初めて知りました!!
また、幼虫時代に水の中で暮らすホタルは
世界で約2000種の中で、10種類しかいないのに、
日本では 53種の中で、3種類もいるそうです。
これは、日本という国は水環境が豊かであるということの
何よりの証明であると説明を受けました。
そうですよね!
砂漠もない、凍土もない。
日本という国は、みずみずしい国だったんですよね!
改めて自分が生まれた
日本という国の恵まれた環境に気がつきました。
ホタル館の概要
久米島ホタル館は、ホタルの保護観察施設として、
平成12年5月に開館。ホタルとホタルにつながる生きものを
学べるように、ホタルや昆虫、カエル、魚、エビなど多数飼育し、
案内人もついて、来館者に身近に見てもらうための工夫がされている。
また、久米島ホタルの会の協力で、ホタルの里が整備され、
ホタル鑑賞会や川遊び、ネイチャーゲームなどの体験学習も可能だ、
普段見ることのない生きものを身近に観察でき、
島の自然の大切さを学ぶことができる。(ホタル館パンフレットより)
クメジマボタルが
舞う島では、
たくさんの生きもの達が、
つながりの環境を紡ぎだしています。
私たちの暮らしは
ずっとずっと昔から
相互に関係し合ってきた
小さな生きもの達が紡ぎだす
身近で豊かな自然環境によって、
支えられてきたのです。
私たち「久米島ホタルの会」は、
この小さな南の島の自然環境を、この島の人々が豊かに
引き継いでゆくことが、未来の地球環境を育成する事につながると確信して、
久米島の自然環境の素晴らしさと、この島の再生への課題を、
ホタルの光を通して、発信している教育自然生態園施設
「久米島ホタルの里自然公園 久米島ホタル館」を支えるための
様々な活動を行っています。
この小さな島で、シンボルとなるクメジマボタルが永遠に舞い飛ぶことを
約束されたとき、つながりあう命を感じる事が出来る人々の心には、
未来に生きる勇気と希望が芽生えることでしょう。
その活動を、どうか多くの方々に支援していただきたいと、
心からお願いいたします。(久米島ホタルの会パンフレットより)
▼クメジマホタルの会は、自然を愛する人たちの会です。
久米島ホタルの会
▼久米島ホタル館
沖縄県島尻郡久米島町字大田420
098-896-7100
朝9:30〜夕方4:30
月曜・火曜・年末年始 休館
P有り
(参考)

久米島ガイド(久米島町観光協会)
